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 ソルフェージュとは?

ソルフェージュとは、西洋音楽の学習において、楽譜を読むことを中心とした

基礎訓練のことを言います。
類義語に『リトミック』があり、どちらも広い意味においては

"音楽を学ぶ者すべてがその専門に関わらず修めるべき基礎訓練全般" を指しますが、

どちらかというと、リトミックが体の動きと音とを結びつけたリズムを中心とした訓練を指すのに対し、ソルフェージュは楽譜を中心とした音楽理論を、

実際の音に結びつける訓練を指します。
これらの訓練を通じて得られる能力、特に読譜能力はソルフェージュ能力と呼ばれ、
音楽大学を始めとする養成機関での入試においては、ソルフェージュ能力を計る試験が

実施されます。ソルフェージュの内容は、大きく分けて以下の4つに分類されます。
 

 1, 読譜訓練

初見演奏(新曲視奏)・新曲視唱・リズム練習(リズム視奏)など
読譜とは、楽譜を読んでそれを音にイメージし、実際に歌または楽器で演奏すること。
楽譜を読むには、音の高さの要素と、リズムの要素、その他の要素に分離し、

それぞれ正確に把握することが必要です。
音の高さは、音符に音名または階名を付けること・音程の把握、
リズムは、長短の他、拍子の中でどのように位置するのかの把握が必要となります。
また、強弱記号やアーティキュレーションなどが付されていれば、

それらを正確に読みとらなければなりません。
それらに加え、楽譜が求める、楽譜に書かれていない表現を付けて演奏することが

最終的な目標となります。

 

 2, 聴音

旋律聴音・二声聴音・和声聴音・対位法聴音・リズム聴音など
聴音とは、音を聞いて楽譜に書き取ることで、

近年よく用いられる「コピー」「耳コピ」がこれにあたります。
音が鳴っているときにはなるべく簡便な書き方で音をメモにとり、

事後に楽譜として整えるといった工夫をします。

 

 3, 分析

楽曲分析・聴音分析など、既成の音楽をCD等で同じ部分を何回も聞かせながら音楽の構造を明らかにさせ、それについて多くを語れるように訓練する教育のこと。
 4, 理論

音楽通論及び楽典・和声学・対位法・楽式論など、
音楽理論と実際の音との結びつけもソルフェージュの分野の一つで、

音程、リズム、和音などについて

訓練が行われます。音楽理論の教科書の基礎編として「音楽通論」があり、

その楽譜などの専門的な説明に「楽典」が位置付けられます。
これは音楽学校などの入試科目でもあり、楽典を応用したものが「和声学」や「対位法」「楽式論」などに該当します。

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